横浜DeNAベイスターズが誇るヒットメーカーといえば佐野恵太選手ですよね。
2020年に初の規定打席到着と同時に首位打者、2021年も6月現在で打率三割キープと今年もその活躍に目が離せません。
ここではハマのヒットメーカー佐野恵太選手について解説をしていきます!
2020年の成績
まずは、2020年の成績から。
試合 | 106 |
打席 | 451 |
打数 | 402 |
得点 | 48 |
安打 | 132 |
二塁打 | 20 |
三塁打 | 1 |
本塁打 | 20 |
塁打 | 214 |
打点 | 69 |
盗塁 | 0 |
盗塁刺 | 0 |
犠打 | 0 |
犠飛 | 3 |
四球 | 42 |
死球 | 4 |
三振 | 58 |
併殺打 | 13 |
打率 | 0.328 |
長打率 | 0.532 |
出塁率 | 0.395 |
2021年の成績と予想
そして、2021年も6月末現在、しっかりと三割を超えています。
試合 | 75 |
打席 | 325 |
打数 | 290 |
得点 | 41 |
安打 | 92 |
二塁打 | 23 |
三塁打 | 1 |
本塁打 | 6 |
塁打 | 135 |
打点 | 26 |
盗塁 | 0 |
盗塁刺 | 1 |
犠打 | 0 |
犠飛 | 3 |
四球 | 29 |
死球 | 3 |
三振 | 36 |
併殺打 | 9 |
打率 | 0.317 |
長打率 | 0.466 |
出塁率 | 0.382 |
本塁打数のペースが若干少ないものの、高打率と高出塁率をしっかりと残しています。
6月末現在、オースティンが0.348でトップ。
ウィーラーが0.329で2位。
佐野恵太選手は日本人ではトップですが、3位。
助っ人外国人選手を抜いて、首位打者になれるかどうかが後半戦の見所ですね。
ホームランが少ない分は、ボールしっかりとミートすることに徹しているのでしょうかね。
まだまだヒットを量産していけば、首位打者は手の届かないところではないですね。
球歴や首位打者に至るまでの経緯
そんな佐野恵太選手ですが、ドラフト何位で入団をしたかご存知でしょうか?
実は、佐野恵太選手はドラフト9位!?
なんと、佐野恵太選手ですが2016年度のドラフト会議にて、横浜DeNAベイスターズにドラフト9位にて指名をされました。
今や球界を代表するバッターであるにもかかわらずドラフトの評価は随分と低いですね。
この順位にはどのような秘密があるのでしょうか?
解説をしていきます。
球歴
佐野恵太選手は広島県出身です。
広島広陵高校から明治大学に進学ということで、野球の名門高校に進学をしています。
明治大学でも4番を打ち、プロ注目の選手ではありましたが結果としてはドラフト9位。
これはセリーグでは最後の指名選手、2016年ドラフト会議の支配下選手の指名の中では87人中で84番目の遅さでした。
どうしてここまで指名がなかったのかという理由ですが、佐野恵太選手の守備位置は大学時代はほぼ一塁専となります。
外野も多少できるとは言ってもお世辞にもうまいとは言えず、プロでも佐野恵太選手の守備位置はレフトのみとなっています。
どちらのポジションも外国人助っ人が入りやすく、ポジションも埋まりやすいです。
このような理由から、佐野恵太選手はドラフトでなかなか指名がされたなかったと言われています。
影響のあった人物
そんな佐野恵太選手ですが、運命を変えた人物が二人います。
高田繁氏
一人は横浜DeNAベイスターズの元GM、高田繁氏です。
高田氏は明治大学の後輩である佐野恵太選手のバッティングを高く評価をしていました。
しかし、上記の理由で各球団佐野恵太選手の指名を控える中、高田氏の意向の元に最終順位にて佐野恵太選手を指名をしました。
ただ高田氏もレギュラーというよりは、佐野恵太選手の勝負強い打撃から、代打での活躍を見込んで指名をしたということでした。
そんな高田氏の期待を良い意味で裏切り、今や佐野恵太選手は不動のレギュラーですからその喜びも人一倍でしょうね。
ラミレス氏
もう一人の人物は横浜DeNAベイスターズ元監督のラミレス氏です。
ラミレス氏は佐野恵太選手のバッティングを高く評価。
一年目から一軍に帯同させると、代打の切り札として佐野恵太選手を指名します。
佐野恵太選手のその期待に見事応え、代打としてチームに欠かせない存在となります。
そして筒香嘉智選手がメジャー移籍をした2020年には、周囲の反対があったにも関わらず佐野恵太選手を四番に起用。
佐野恵太選手はこちらでも見事に期待に応え、首位打者を獲得をします。
佐野恵太選手の才能を見事に発掘した高田氏とラミレス氏の見る目は、
さすがとしか言わざるを得ませんね。
佐野恵太選手の成績と予想まとめ
佐野恵太選手ですが横浜DeNAベイスターズの不動のレギュラーにて、球界を代表するヒットメーカーでもあります。
しかし、意外なことにドラフト指名時の評価は低く、なんと9位指名でした。
その理由としては佐野恵太選手の守備位置も関係していたと考えられます。
佐野恵太選手の活躍の裏には横浜DeNAベイスターズ元GMの高田繁氏と、元監督のアレックス・ラミレス氏の慧眼があります。
そして、2020年の首位打者獲得に続き、2021年も何とか食らいついていって、最後には首位打者になってほしいですね。
ぜひこれからも佐野恵太選手には活躍を重ねて、勝利を導く一打を打ってもらいたいですね。