2016年にカープの優勝に大きく貢献し大ブレイクを果たした鈴木誠也選手。
その後も毎年安定した成績を残し、今や日本代表の4番として球界屈指のスラッガーに成長しました。
毎年3割、25本塁打以上のマークする打撃に加え、強肩を生かしたライトの守備も魅力的で走攻守隙の無い鈴木選手ですが今後の進路も気になるところです。
代表戦での活躍もありメジャースカウトの評価も高いので近い将来、メジャー挑戦も噂されますが、果たしてどうなるか考察していきます。
鈴木誠也選手のメジャーのスカウトの評価は?成績や年俸から考察
それでは、メジャー挑戦への考察をしていきます。
メジャーはもう無理?
鈴木選手は高卒で広島カープに入団し2021年シーズンで8年目の27歳になります。
選手としては体力、技術ともに備わった一番の全盛期です。
鈴木選手に対してのメジャースカウトの評価は高く、メジャー挑戦を表明すれば複数の球団による争奪戦になるといわれています。
ただ気になるのが日本人野手の評価が年々厳しくなっている点です。
2020年シーズンにメジャー挑戦し筒香嘉智や秋山翔吾が大苦戦する中、市場価値が下がり獲得に慎重になる球団も出てくるだろうともいわれています。
直近(2020年・2021年)の成績は?
2020年はシーズン120試合制となりましたがそれでも打率3割25本塁打75打点と素晴らしい成績を残しました。
史上4人目となる「5年連続打率3割以上25本塁打」を記録、5年連続でベストナイン、守備では2年連続4回目のゴールデングラブ賞も獲得し強肩を生かしリーグ最多の捕殺8を記録しました。
しかしチームは5位に低迷。2021年もチームの主軸として安定した成績を残していますがチームは下位に低迷しています。
年俸は低い?年俸推移を見てみる
鈴木選手の2021年の年俸は球団トップの3億1000万円です。
球団歴代でも2番目の数字です。2013年ドラフト2位入団し当初は年俸600万円でした。2015年に97試合に出場し2016年は1700万円にアップ。
初の規定打席到達、リーグ優勝に貢献した2016年のオフの契約更改では6000万円に大幅アップしました。
2019年は1億円越えの1億6000万円で更改。
2020年に2億8000万円と推移しています。
プロ野球全体では13位の年俸です。
活躍度合いからすると少し上がり幅が少ない気がしますが今後のFA権が迫る中、契約更改がたのしみです。
メジャー挑戦のまとめ
鈴木選手の海外FA権取得は最短で2023年取得予定で、2024年にはメジャー挑戦可能です。
もちろん前でも球団が認めればポスティングシステムでより若いうちに挑戦できます。
鈴木選手本人も明確な表明こそしておりませんがおそらくメジャー志向が高いのではないかと言われています。
メジャースカウトが注目していることには変わりないですが、日本人野手の評価が低い中どのタイミングで鈴木選手がメジャー挑戦するのか見ものです。
鈴木誠也選手の経歴を振り返る
そんな鈴木選手の子どものころから今までの経歴を見ていきましょう。
子ども時代から入団まで
鈴木選手は小学2年生の時に荒川リトルで野球を始めました。
中学時代には荒川シニアに所属します。
高校は東京の二松学舎大学付属高校に進学、投手として1年の秋からエースとして活躍しました。
甲子園の出場はありません。
しかし、投手としても最速148キロを記録。
打者としても高校通算43本のホームラン打ちました。
2012年のドラフト2位で内野手として広島東洋カープに指名され入団しました。
入団当初から現在まで
入団直後の背番号は51番でした。
1年目は2軍がメインで1軍では11試合の出場に終わりますがプロ初安打初打点を記録しています。
2年目は1軍36試合に出場、オフに行われたU21野球ワールドカップ日本代表に選ばれて、首位打者ベストナイン獲しました。
3年目に初の開幕スタメンを勝ち取り同年は97試合に出場しブレイクの予感を感じさせる活躍を見せました。
そして迎えた2016年に一気にブレイクを果たし初の規定打席到達の打率3割本塁打29本、95打点を記録、チームのリーグ制覇に大きく貢献しました。
2017年開幕前のWBCにも選出され、シーズンでは2年連続ベストナインとゴールデングラブ賞を獲得しました。
2018年のオフに背番号を1番に変更、2019年は初のタイトル首位打者と最高出塁率を獲得、球界を代表する選手に成長しました。
結婚相手は畠山愛理さん、子供はいるの?
鈴木選手は2019年8月に、元新体操選手でスポーツキャスターの畠山愛理さんと結婚し同年の12月にハワイで挙式を行いました。
ちなみに畠山さんと鈴木選手は同じ1994年生まれで誕生日も同じ8月です。
お子さんはまだいないみたいです。
FA権については?
鈴木選手は順調にいけば国内FA権を2022年中に取得できます。
2023年はもしかしたら違う球団に所属しているかもしれません。
噂されているのはやはり読売ジャイアンツ。
鈴木選手の出身は東京で巨人ファンとの情報もあります。
更に2023年中には海外移籍FA権も取得予定です。
メジャー移籍も含めFAの動向には目が離せません。
鈴木誠也選手のメジャー挑戦へのまとめと考察
上記の事をふまえ、今の日本球界で最もメジャーに近い野手である鈴木選手のメジャー挑戦はそう遠くはなさそうです。
メジャースカウトの評価も高く、本人もメジャー志向が高く感じられます。
走攻守すべてでレベルの高いプレーを見せる鈴木選手がいつメジャー挑戦を正式表明するのか、今後注目していきたいと思います。