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球界のエース山本由伸投手メジャー挑戦は?これまでの活躍を振り返る


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登板するたびプロ野球OBや相手球団の首脳陣から絶賛される山本由伸投手。

高卒5年目で22歳にも関わらず現在球界ナンバーワンの投手と呼び声高く、また海外からも熱い視線注がれています。

山本投手本人の口からメジャー挑戦は明言しておりませんが近い将来、海を渡る可能性が高い投手です。

そんな山本投手のこれまでの野球人生を振り返りながら、果たしてメジャー挑戦するのか見ていきたいと思います。

プロ入り後の実績、選手特長

まずはプロ入り後の山本選手をみていきます。

入団当初

山本由伸投手は2016年のドラフト会議でオリックスからドラフト4位で指名されました。

入団1年目、2軍ではありましたが公式戦33イニングで防御率0.27を記録、高卒ながら先発として起用され圧倒的な実力を魅せます。

1軍初登板は8月20日のロッテ戦、先発として5回1失点の好投を披露しました。

同月31日にはプロ初勝利を記録、2年目以降の活躍を予感させました。

2年目はセットアッパーとして活躍します。

オールスターにも出場しリーグ2位の36ホールドポイントを記録しました。

先発転向後

3年目は先発転向します。

初めて開幕ローテ入りを果たし開幕から素晴らしい投球を見せます。

6月28日の西武戦でプロ初完封を記録、打線の援護に恵まれない状況もあり勝ち星は8勝止まりでしたが12球団唯一の防御率1点台の1.95で最優秀防御率のタイトルを獲得しました。

4年目も開幕から先発として活躍を見せ最多奪三振のタイトルを獲得しました。

5年目には初の開幕投手を任され、チームのエースへと成長していきます。

投球フォーム、特長

身長178㎝と大きな体格ではないですが、投球の際踏み出した左ひざが突っ張り、少しアーム投げのような腕の振りで投げ込んできます。

日本人投手としてはあまり指導者から教わることのない非常に珍しい投げ方をします。

今では山本投手の独特のフォームを参考にする若い投手も増えてきて、同じオリックス所属の本田仁海投手や、昨年履正社高校から楽天に入団した内星龍投手などとても似たフォームです。

投球スタイルとしては最速157キロのストレートに多彩な変化球で三振を多く奪える投手です。

140キロ後半で落ちるフォーク、カウント球にも決め球になる大きなカーブ、鋭く曲がるカットが中心でその他にもシュートやスライダーも使います。

また、山本投手はアイピーセレクトというメーカーのグローブを使用しています。

普通のグローブをはめるときに人差し指を外に出す選手が一般的ですが、山本投手は中指を出します。

そのため体幹の安定性につながるそうです。ちなみにメジャーリーガーの筒香嘉智選手も同じメーカーを使用しています。

メジャー挑戦について

そんな山本選手のメジャー挑戦については?

FA権取得はいつ?

現状、高卒入団の場合、国内移籍は8年、海外移籍は9年となっています。

山本投手は2016年8月から一軍登録され始めたので、国内FA取得は順調に行って2024年~2025年に取得、海外FAは2026年中くらいに取得になります。

そうなるとFA移籍でメジャー挑戦となればまだ5年後くらいの話になり年齢的には27歳~28歳です。

もちろん球団が認めればFA取得を待たずにポスティングシステムで移籍も可能です。

メジャーの評価

今、メジャーのスカウトから注目されている日本人投手は、山本投手以外にソフトバンク千賀滉大、ジャイアンツの菅野智之も居ますが、その中でも22歳の山本投手の評価は一番高いそうです。

特に山本投手が投げる特徴的なカーブはメジャーの投手の中でも見たことないとスカウトは言います。

スターターでもリリーフでも力を発揮できると高評価を得ています。

山本投手メジャー挑戦まとめ

はっきりと山本投手からのメジャー挑戦ということは言っていませんが、雑誌の取材などを見ていると挑戦したいという気持ちが表れている言動があります。

まだ若くメジャースカウトの評価も高いので将来的にメジャー移籍することが高いと言えるでしょう。

そうなると時期的な問題ですが過去にオリックスはイチロー選手のポスティング移籍を認めているので、海外FA権取得前に移籍する可能性も高いです。

ただ12球団で一番優勝から遠ざかっているオリックス、まずはリーグ優勝を成し遂げてからの話になってくるような気がしますが、今後の山本投手の契約更改は注目です。